• ホーム
  • 病院には肥満外来がある!どういう治療をするの?

病院には肥満外来がある!どういう治療をするの?

肥満は現代日本の社会的問題でもあり、大きな病院にもなると肥満外来が設置されています。実際に肥満外来ではあらゆる角度から適正体重へ導きますので、認知行動療法や内科的治療など様々な治療で対処をするのが基本です。薬物だけに頼りきることはなく、運動療法や食事指導も取り入れて、一人では解決できない肥満の問題を、医療機関が成功へ向かわせるバックアップをしてくれます。

肥満を改善するためにも認知行動療法は有効であり、肥満者は食べ物や考え方に歪みを持っていることが少なくありません。水を飲んでも太るとか、それほど食べていないのに体重が太るなど、認知に歪みがあるのを正さなければなりません。

自己の運動や食生活の行動と共に、体重の変化や食後の血糖などを気付かせることも必要であり、自己効力感を高めさせていきます。運動や食事などの行動が次第に変わり始め、それを維持する努力も必要になりますが、認知の歪みを正していくためにも認知行動療法は大変有効な手段です。

病院での内科的治療は、食事指導に運動療法、行動に薬物療養になります。太り過ぎの人は日々の運動量が少ないため、運動を推奨することで意識して体を動かすことも重要です。栄養の偏りのないバランス良い食事の指導を受けることで、食生活を改善していくことになります。

健康障害を予防し増えすぎた体重を減少させるためにも、食事療法では摂取エネルギー量を減らし、規則正しく1日に3回食べる指導もあるため、健康的に痩せることが可能です。

苦手な人も多い運動に関しても、ストレッチやウォーキングなど、無理なく続けることのできる内容になります。その人にあった方法を組み合わせての提案であるため、無理なやり方を提案されることはありません。

肥満はあらゆる病気が予測される状態であり、流行りのダイエットに手を出してはリバウンドをするようでは、将来的な健康を脅かすばかりです。ぽっちゃりは柔らかな印象がありますが、明らかな肥満は健康問題と共に、合併症も予測されるので軽視することは出来ません。

健康体重を大幅に上回り肥満のレベルに入ると、健康障害や生活習慣病のリスクが高まります。糖尿病に高血圧や高脂血症は太り過ぎが深く関連していることであり、合併症を起こす確率は標準体重よりも高くなることは避けられません。

高度肥満に対しては最後の手段として、外科治療の手術という手段も用意されています。手術をすることで長期的な減量効果をもたらすことにはなるものの、身体に対してのダメージは大きいです。決断をして手術治療をする際に、いったんよく考えなければなりません。

減量手術は単独で最大の理想とする効果を手にできるわけではなく、手術をきっかけに減量していくためのものです。日常生活を変えることや、これまでの食生活を見直すきっかけにすぎません。外科手術は美容ではなく、生活の質を高めることや肥満症の改善、そして生命予後です。安易に楽をして痩せたいと考え、手術さえすれば痩せられるというわけではありません。